Windowマネージャいろいろ

Linuxに限らず、UNIXではWindowマネージャをいろいろ変更してさまざまなデスクトップを利用することができます。 例えば、Win95に似た、あるいはMacに似たGUIでUNIXを操作したりできるのです。

Turbo LinuxではAfterStepというNeXTSTEPくりそつのマネージャが標準ですが、Turbo LinuxのCDの中にはfvwm、fvwm-2、fvwm-95、Enlightenment等のWindowマネージャが収録されており、気軽に試すことができます。 もちろんこの他にもWindowマネージャはまだまだあります。 自分のお気に入りのデスクトップをとことん追求するのも楽しいものです。

最近はすっかりGNOMEらぶらぶッス。 GNOMEでは最初Enlightenmentを使ってたが、Eは単体でも動作するWindowマネージャのためGNOMEと重複する機能も多く無駄なんで、最近はSawmillを使ってます。 Kondaraの受け売りだけどね。

last updated: 2000/03/11
GNOME GNOME+Enlightenment My Desktop Screenshot (Click to 1280x1024 full-size image)

下のKDEと双璧をなす統合デスクトップ環境がGNOMEで、両者はよく比較されますね。 GNOME自体はウィンドウマネージャを持たず、EnlightenmentやWindow Maker等のGNOME対応マネージャが用いられます。 とても華やかで格好いいWindowマネージャで、グラフィカルなWindowマネージャとしては最高峰といわれています。 Win95 + Plus!のようにthemeを変えることで、デスクトップの設定を入替えることができる等多彩な機能を誇ります(チト重いけど)。

開発ペースが非常に早く、毎日のように各コンポーネントや関連ユーティリティがアップされるので追っかけるのが楽しい(でもツライ)。

fvwm95 fvwm95 My Desktop Screenshot (Click to 1024x768 full-size image)

ちょっとMS Windowsに似たLook & Feelを持ってます。 動作も比較的軽いので、私もよく使うWindowマネージャですね。 広く一般に使われているのでWWWから人の設定をもらってくるのが楽(^^;。 Turbo Linux 2.0や3.0に収録されているのは2.0.42でしたが、私は2.0.43aに日本語パッチをあてて作り直しています。

上のGNOMEを使うまでは私の標準Windowマネージャでした。 適当に作ったものですが、私の設定osamu.fvwm95rc.gzを見てみたい方はどうぞ。

KDE KDE My Desktop Screenshot (Click to 1024x768 full-size image)

正確には、KDEという名前は、the K Desktop Environmentの略で、Windowマネージャkwmを中心としたアプリの総称でして、Windowマネージャよりも広い概念のようです。 たくさんのソフトウェアが含まれていて楽しめますし、非常に強力なGUIを備えています。 Qtツールキットのライセンス関係でごたごたしてましたが、次期Qt-2.0では改善されるそうです。 どんなものか一度試してみただけであまり使いこんでいません。

AfterStep AfterStep My Desktop Screenshot (Click to 1024x768 full-size image)

NeXT STEPそっくりのUIを実装したTurboLinuxの標準Windowマネージャ。アイコンがきれいで動作も比較的軽いといわれています。 結構人気が高くて使っている人も多いようですから、他人様の設定を頂いてくるのも楽でしょう。 最近はほとんど使ってないので、右のスクリーンショットも少し古いです。

icewm icewm My Desktop Screenshot (Click to full-size image)

「高速かつ小さい」ことを目指したWindowマネージャです。 動作が軽く、使用する色数も少ないのでノートPC向きですかね。 実はあまり試してないので大したことは言えません。


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