レーシック体験記 (その5): 運転免許の限定解除(眼鏡等)

さてこれまで書いてきたとおり、レーシックで視力が1.5程度には回復した私ですが、10年以上眼鏡で暮らし、裸眼では0.05なんて数字でしたので、運転免許にはしっかり「眼鏡等」と条件が明記されてました。 ということは、免許がこのままだと、眼鏡をかけずに運転してたら何かの拍子に捕まって違反をとられてしまうこともありえます。

Webで少々検索してみても、両眼で0.7以上、片目でそれぞれ0.3以上という視力の基準はありますが、レーシックをした際にどうなるかについて、はっきりと書いているページはあまりありませんでした。 というか、各地の警察の問題なので管轄に問い合わせてみろ、と書かれている例もありました。

というわけで、まずは地元東京の江東運転免許試験場に電話で問い合わせてみました。

私:「ずっと視力が低くて眼鏡等の条件が付いていたんですが、レーシック、つまり視力回復手術ですが、そういうのを受けてですね、視力が回復したわけです。でも免許がこのままで運転すると違反になってしまうと思うんですがどうすればいいのですか?」

担当者:「月曜日から金曜日の8:30から15:30の間に、みどりの窓口に来てください。視力検査を受けて合格すれば眼鏡等の条件を外すことができます。」

私:「なるほど。この手続きは警察署でもできるんですか?」

担当者:「いいえ。試験場でないと無理です」

なるほど、ありがとうございました。 念のため、地元の警察署にも電話してみましたが、同じ回答でした。


さて、平日しか受け付けてくれないということなので、会社に出社する前に早めに家を出て8:30に江東運転免許試験場に行ってみました。 免許の更新とかはずらずらと人が並んでいますが、みどりの窓口といわれた1Fの3番窓口はがらがらです。

窓口の人に、レーシックで視力が回復したんで免許の眼鏡等の条件を外したいと伝えたところ、免許を求められました。

少々待っていると、限定解除申請書というタイトルの書類を渡され(この書類の下側に私の免許がコピーされてました。それで待たされたわけですね)、氏名その他の必要事項を記入し、7番で視力検査を受けるように言われました。

さて、視力検査は人が並んでいましたが、結構すぐに自分の番が来ました。 検査機をのぞきこみ、「上、下、左」と三言言ったところで、「はい。OKです」と終わってしまいました。 早っ! (これに比べれば、前回おざなりと文句を言ったクリニックでの1週間検診ですら丁寧ですね...)

後はそのまま進んで8番で検印してもらい、もう一度3番窓口で書類を提出したら、免許の裏の備考欄に「眼鏡等条件解除」と判子を押してもらえました。 表の写真は眼鏡をかけた前のままです(^^;。

眼鏡等条件解除

次回の免許更新時に視力検査に合格すれば、晴れて表の免許の条件等の欄から「眼鏡等」の文字を消すことができます。 そのあたりは引越しの際の住所変更とかと同じですね。 結局、手続きは試験場の1階だけで、合計しても15分くらいで終わっちゃいました。 ちなみに、今回の手続きには手数料はかかりませんし、みどりの窓口は12時から13時のいわゆる昼休みの時間帯も受付てくれるようです。

な〜んだ、こんなに簡単だったんなら、とっとと行っちゃえば良かったですね。


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