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改造部屋

ソースが公開されているソフト、ユーティリティについて、適当すぎる改造を加えてみるテストです。 有用なソフトを作成し、公開されている作者さんに深く感謝いたします。

なお、オリジナルのソースやプログラム言語等の仕様について熟知している訳ではなく、当方で適当に改造してみただけですので、プログラムの動作、実行した結果については何ら保証できません。 というか、普通の方はオリジナル版をご利用になることをお勧めします。 動作におかしなところがあっても、当方でエンバグしている可能性大ですので、確認せずにいきなりオリジナルの作者さんにご迷惑をおかけしないようご注意ください。

• 聞々ハヤえもん mod (2018/4/28) - りょーたさん作の多機能MP3プレイヤー聞々ハヤえもんを改造
• UnOfficial 孤島発見器 (2002/7/20) - HTMLツリーのリンク切れをチェックする、さくらいさんの孤島発見器を改造

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聞々ハヤえもん mod

聞々ハヤえもんは、再生速度・再生周波数・音程等を自由に変更できるMP3プレイヤーで、mp4等の動画ファイルもサポートしている高機能なソフトです。 私は仕事でテープ起こしをする時とかにも使ってます。再生速度を下げたり、ショートカットキーを設定してキー一発で5秒戻すとか、色々できて便利なんですよね。

作者のりょーたさんによりプログラムのソースも公開されているので、Visual Studio 2017でビルドしたり、64ビット版ができないか試行錯誤してみました。 例によって、BASSのAPIとか、変数の型とかロクに理解せずに適当にイジってるので動作無保証です。 当然ですが、普通に使いたい人はオリジナルの聞々ハヤえもんを使うべきです。

ライブラリの更新

ハヤえもんで利用するライブラリを、2018年4月現在、利用可能な最新のものに入れ替えています。

• BASS 2.4.13.8
• BASSWMA 2.4.5.1
• BASSCD 2.4.6
• BASSFLAC 2.4.4
• BASSALAC 2.4
• BASSenc 2.4.13
• BASSmix 2.4.9
• BASSWASAPI 2.4.2
• BASS_FX 2.4.12
• BASS_APE 2.4.2
• BASS_AAC 2.4.5.7
• TAGS 18
• BASSASIO 1.3
• BASS_DSHOW(xVideo) 1.3.1
• libjpeg(libjpeg-turbo) 1.5.3
• nezplug++ 0.9.4.8 + 3 + 24.00
• mp3infp/u 2.55-beta3

変更履歴

• mod7 - 2018/4/28
  • Win32ビルドでnpnezサポートを復活(ライブラリがビルドできてないのでx64版では未サポート)
• mod6
  • ソリューションの構成に「Release_XP」、「Debug_XP」を追加。
    XPではxVideo 1.3.1ではなく、公式2.75β2に含まれていたBASS_DSHOW 1.2.2を利用。
• mod5
  • ソリューションの構成に「Release_MD」、「Debug_MD」を追加(標準は公式と同じMT)。
  • 公式2.75β3から抽出したアイコンに変更。
• mod4
  • x64でビルドしようとする際、型変換で警告が出る箇所にキャストを追加したり、変数の型を変えてみた(とりあえず警告を消してるだけなので動作未確認)。
  • ソース中のGetWindowLong, SetWindowLongをGetWindowLongPtr, SetWindowLongPtrに置き換え。
• mod3
  • BASS_DSHOW(xVideo)はx64版が404エラーのため、Un4seenのフォーラムから落としたxVideo.dllを使い、x64版のビルドテスト。
• mod2
  • ライブラリからnpnez.libを削除し、ソースからも関連記述を無効化(プリプロセッサHAS_NEZPLUGを定義すれば復活可能)。
• mod1
  • 公式開発版 2.75β2をベースに実験開始。
  • Visual Studio 2017 Communityでビルド。
  • BASSなど外部のライブラリを入手可能な最新のものに入れ替え、ヘッダやlibファイルをハヤえもんのソース本体とは別フォルダに移動。

ダウンロード(mod7 2018/4/28)

• 32bit版バイナリ, 1653KB
• 32bit版(XP向け)バイナリ, 1520KB
• 64bit版バイナリ, 1784KB
• ソース, 1593KB

留意点、制限事項

• Hayaemon.exeと同じフォルダのclick.wavおよびsoundフォルダ以下等はZIPファイルに含めていません。聞々ハヤえもんの公式版一式を別フォルダにコピーし、そこに上書きして試すのがよいかもしれません。
• 音が再生されない場合は、「スピーカー／ヘッドホンのプロパティ」の「詳細」タブ、「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」をオフにすると解決するかもしれません。
• Visual Studio 2017でビルドしているので、Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする必要があるかもしれません。
  (「しれません」ばっかりだな…)
• 【XP向けビルドの留意事項】
  • XP環境で利用する場合、mp4など動画ファイルの再生ができない(公式β4も？)
  • mp3infp.dllは最新(mp3infp/u Ver.2.55 beta3)だとXPで動かないようなので、公式β4同梱のバイナリ
  • xVideo 1.3.1はXPでは動作しない(起動時にNtCreateFile APIのエラー)ので、公式β2に同梱されていたBASS_DSHOW 1.2.2を利用してビルド（添付dllもxVideo.dllではなくBASS_DSHOW.dll)
• 【64bit版の制限】
  • ハヤえもん起動時にxVideo.dllが未登録だと警告メッセージが出る。
    →xVideo_Register()の戻り値がx86だと戻り値は1なのに、x64では0なのは何故？
  • NESファイルの読み込みをサポートしない(npnez.dllがx64でビルドできていない)

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UnOfficial 孤島発見器

私は市販やシェアウェアのWYSIWYGなHTMLエディタにはどうも馴染めないので、ホームページはテキストエディタでひたすら手打ちで作っています。 はたから見てると非効率なのかもしれませんけど、私にとってはこれが一番やりやすいんです。 ただ、普段の更新でもリンクを打ち間違える心配がありますし、サイトの構成を変えたりするとチェックが非常に辛くなるのが泣き所ですね。

で、私が長年愛用してきたのがHiroshi Sakuraiさんの孤島発見器です。 このソフトは、ホームページ内のリンク切れや、使われていないファイルを見つけだすことができ、私にとっては非常に使いやすいものでした。 この手のソフトっていろいろあるんですけど、以外に自分の欲しい機能をきちんと備えたものって少ないんですよね。

ところが、私のページをHTML4.01準拠に書き直していく中で問題が出てきました。 今まではページ内のリンクは name を使うのが一般的でしたが、HTML4.01では非推奨になってしまったんですね。 孤島発見器はidに対応していないため、チェックができません。 Sakuraiさんのホームページは1年以上更新されておりませんし、アップデートの望みは低そうです。 でも、Sakuraiさんは孤島発見器のソースファイルも公開してくださっているので、そのソースを元にいじってみようと思い立ったわけです。 まさに本来の意味での(つまり単に「無料」という意味ではない)フリーソフトだったおかげですね。 素晴らしいソフトを公開してくださったSakuraiさんに感謝します。

UnOfficial 孤島発見器 2.754.5 (2002/07/20)

元々はタグをいくつか追加したかっただけなんですが、FormRgnやjconvertライブラリへの参照を削ったせいか、Delphi6の旧バージョンとの互換性の問題なのか、いくつかおかしな動作があった点を修正しています。 ろくにDelphiを理解していないのに、ソースを斜め読みして直感で修正しているため、エンバグしてしまっているかもしれません(^^;。 一応、自分で使った範囲では正常に動作はしているようですが。

使ってみたい方は、下の実行バイナリをダウンロードして、lha形式で圧縮してあるので適当なフォルダに解凍し、できあがったuokotou.exeを実行するだけです。 また、プログラムの説明やヘルプファイルの類は用意していませんので、必要な方はオリジナルの孤島発見器を入手して参照して頂ければと思います(一応、このページの存在はオリジナル作者の桜井さんに報告済みです)。

• 実行バイナリ (lha形式、325KB, 2002/07/20)
• ソースファイル(lha形式、59KB, 2002/07/20) - 実行するのには不要です。あくまでもソースを見たり、自分でコンパイルしたい人向け。

新たに追加したタグ

で、私が新たに追加し、認識できるようになったタグは以下のとおりです。

• H1〜H7タグのID
• PタグのID
• DIVタグのID
• SPANタグのID
• TABLEタグのID
• THタグのID
• TDタグのID
• DTタグのID
• LIタグのID

ソースをコンパイルするのに必要なもの

• Borland Delphi6 - ソースをコンパイルするのに必要。無償のPersonal版でもOK
• フォルダ参照ダイアログコンポ 2.01(ヒシアマゾンさん)
• オリジナルで参照していたFormRgnやjconvertライブラリへの参照は削除したので、UnOfficial版のコンパイルには不要です

コンパイル手順

Delphiが分かってるヒトには分かりきったことですが、念のため。

1. Delphi6をインストール
2. フォルダ参照ダイアログコンポを付属ドキュメントに従ってインストール
3. jconvertをライブラリパスの通ったフォルダに置く(ライブラリパスは、「ツール」−「環境オプション」−「ライブラリ」で確認、変更ができます)。
4. UnOfficial 孤島発見器のソースを解凍
5. Delphiから、解凍したディレクトリにあるuokotou.dprを開く
6. Delphiのメニューで「プロジェクト」−「uokotouをコンパイル」を選択

変更履歴

2002/07/20	2.754.5	[ mainform/MarkTopClick,PopupMenu1Popup etc. ] TOPページの追加 or 消去の判定が動作せず、追加ができなくなっていた不具合を修正 [ readFileAll ] 孤島ではjconvertを使う必要がないと判断して削除
2002/07/13	2.754.4	[ OpenFiles/MakeAFileObject ] 初期値を再度変更
2002/07/06	2.754.3	[ OpenFiles/MakeAFileObject ] 初期値を変更(何故か全てのファイルが青、アンカー付で表示されてしまう為) [ FindUnreach/FindUnreachable ] else以下の指定を追加
2002/06/15	2.754.2	[ fileobject ] 検索対象にするタグを追加(H1等でのIDに対応)
2002/06/01	2.754.1	[ UProjectForm ] FormRgnは昔のDelphi用ライブラリで、現在の環境で動かすのはちょっと難しそうだったので削除(^^; 無茶してますがとりあえず動作はしてるみたい) Delphi6でのコンパイルに成功
本家2.754のソースを元に、Delphi6(personal)環境で実験開始

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