さて、結局、レーシックの手術の結果、左目が2.0と非常に良好に矯正できた一方、利き目の右目は0.8 〜 1.0 & 乱視という結構アンバランスな状態で固まってしまったため、再手術と相成りました。
手術前検査は体験記第2回と同様に簡単な検査がありました。 具体的には風船覗いてやる度数チェックと、普通のCの向きを答えたりする視力検査等で、手術前検査で詳しく調べた数値と誤差が出てないかの確認みたいですね。 あとは、医師の問診です。
ところで、1回目の手術ではまずフラップ(黒目を皮一枚剥いで、ペロリと向いて作るフタ)をイントラレースというレーザーで作る措置があったんですが、再手術の説明には「再手術の場合は原則としてイントラレースを使わず、前回作成したフラップを使う」って書いてありました。 気になったんで医師に確認すると、「そうですね。たまに回復が早くてしっかりくっついてしまっている人はまたイントラレースを使うこともありますが、ほとんどの人はその必要はありません」と言われました。 あれから4ヶ月程度経ってますが、はがれるもんなんですか?「いやいや専用の器具を使うからで、そうでなければ我々だって無理です」 ですよね。これまで日常生活でそんな注意をするよう言われてなかったし、びっくりしました。
で、再手術。 視力矯正をするエキシマレーザーの手術台に寝そべったところで、麻酔薬を点眼され、目を器具で固定、ハンドライトみたいなので照らされながら何やらイジられました。 少し、目に鈍い痛みを感じました。 そういや麻酔されてるんだし、目にも神経ってあるんですよね。
しばらくしてフラップが剥がされるのが見えました。 なんか前回よりも念入りに、なんかの器具でゴシゴシされたり、消毒されたりしてます。 今回は矯正幅が大きくないせいか、レーシックのレーザーは5秒程度で終了。 フラップを戻す際も、前回よりもすごい念入りに処理されました。
で、20分ほど休んで、問診を受けて終了。
イントラレースを受けてないからか視界が全然白濁してないので、あまりツラさは感じません。 もちろん目に違和感や軽い痛みはありますが。 あと、手術を受けたのは片目だけなので、右目を閉じれば今までどおりですから、かなり楽チンでした。
今回も翌日検査までは抗炎症剤、抗菌剤、角膜保護剤の3種類の点眼薬を1時間ごとにさすように言われました。 特に角膜保護財は30分ごとにさし、決して目が乾かないように注意しないといけません。
というわけで、翌日検査です。 検査項目は例によって風船と視力、問診でスムーズに終わりました。 少しゴロゴロするけど視力は2.0出てるみたいだし今の所乱視も感じません。 まぁ、まだ視力は安定してないそうなので今の段階では最終的にどうなるかは何とも言えませんが。
と思ったらもう一回呼ばれ、やけに念入りに医師のチェックを受けました。 やや気になる炎症の痕があり、手術中に何か異物が入ってしまった可能性があるのであらためて診察を受けてくれ、だそうです。
さて別の医師に再度診察を受けて説明を聞いたところによると、目が一度乾いてフラップが少しズレたようです。 その後元に戻ったみたいだけど、このままではまたズレる可能性もあるので、念のため再洗浄処置をしないといけないそうです。 乾かないようにかなり気をつけて、夜中に起きちゃったときも目薬をさしまくったし、瞼も触んなかったつもりなんですけど…。 冬は乾燥してるからこうしたトラブルも多くなるんだとか。
準備ができるまで少し待って、またエキシマの手術台に寝かされて、再びフラップを開けて洗ってグリグリ。 念のため今度は保護コンタクトを付けられました。 ちなみに、何かのはずみでとれても戻そうとしないでいいそうです。
また医師の診察を受け、角膜保護剤を昨日の倍もらいました。 30分ごとにしまくれ、とにかく乾かすなと念を押されました。
というわけで、またまた翌日検査です。
保護用コンタクトしてるせいか少し二重に見えるし、視力はせいぜい1.0あるかないかってところですね。
問診でコンタクトを外してもらうと気分は爽快…だけどちょっとムズムズします。 見え方はあんまり良くありません。 あまりはっきりモノが見えないし、乱視も感じられます。 これじゃ再手術前と変わらないか、それよりヒドイかもしれません。 まだ安定してないから見え方はこれからまだ変わるという医師のセリフを信じるしかないですね。 見え方だけなら昨日の方が断然良かったのに(ToT)
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