「物欲の記」:1997年

Aterm 再びUSB化 (1997.11.16)

当初、USB接続テストをしていたAterm65ですが、どうも問題が多発するのでシリアル接続に戻していました。

最近になって、最新版のWin95 USB追補版(4.02.1214)を入手し、NECでもAtermのドライバやファームウェアのアップデートがなされたので、再びUSB接続に戻してみました。 なんといってもやはりせっかくUSBポートがあるのに、使わないのもさみしいし...。

USB追補版(USBSUPP.EXE)については、「1214版をあげましょうか?」とメールしてくれた方々がおられました。 ちょっとイリーガルな気もするので、ここで名前をあげることは差し控えさせていただきますが、どうもありがとうございました。

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Mystiqueのクロックアップ (1997.10.31)

私が使用しているビデオカード、Mystiqueのクロックアップを行いました。 CPUのクロックアップほどには知られていませんが(CPUだって知らないって?)、ビデオカードやSCSIカードも、ボード上のクリスタルを交換することによってパフォーマンスアップを図ることができるのです。

とはいっても、今回の方法はこんな危険なワザじゃありません。 The Fast Graphics Siteから仕入れたユーティリティを使って、ソフトウェアでクロックアップを実現しておるのです。

う〜ん、金をかけずにパフォーマンスアップ。 素晴らしいワザだ。 こんなユーティリティを開発してくれた人に多謝多謝。

Mystiqueクロックアップユーティリティに関して補足

「使い方を教えてくれ」とのご要望がいくつかありましたので、簡単に説明します。 しかし、このユーティリティでどこかぶっ壊れても、私は知りませんので、自分で責任を持って試してください。 まぁ/1オプションと/2オプションだけ使って、多少数字を上げる程度にとどめれば大丈夫とは思いますが...。

なお、ASUSのマザーボードなどでは、MYSTCLK.INIファイルの中の「PCIBios=1」を「PCIBios=0」に書き換えないと動作しません。 また、このユーティリティはDOSソフトですが、Win95のDOSプロンプトでも動作します。 AUTOEXECで実行するとWin95起動時に初期化されてしまうので、BATファイルを作ってスタートアップに入れておけばよいでしょう。

MYSTCLK /1 m n p /2 a b c /3 g m /4 x y
/1オプション
周波数の設定です。 通常のMystiqueは170MHz、最近のMystique220は文字どおり220MHzですね。 まぁ1割程度のクロックアップにとどめておく方が無難でしょう。
パラメータの計算式は(n+1) / ( (m+1) * (p+1) ) * 14.318Mhzです。 CLKMTCH 190などとすれば190MHzに設定するm,n,pのパターンがわかります。
/2オプション
メモリタイミングの設定です。 aがCAS、bがRAS-CAS delay、cがRASの最速クロックで、0 0 0が最速設定です。 あまり早くすると表示が乱れます。
/3オプション
チップやメモリへのクロック分配の設定です。 ここをいじるとビデオカードに致命的なダメージを与えることもありえるので、触らない方がいいでしょう。
/4オプション
メモリのリフレッシュタイミングの設定です。 計算式は( (x*256) + (y*64) +1)で、xは0〜7、yは0〜1です。 意味が分からない人はさわらなくていいです。

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UltraWIDE SCSIハードディスクの購入 (1997.10.11)

ついに念願のUltra WIDE SCSIを購入しました。 といっても高速と評判のSeagate Cheetahや、QuantumのAtlasIIなんかはさすがに高いので買えませんでした。 やっぱり新婚早々こんなことに金を使っていると嫁さんに殴られてしまうかもしれないし...。 結局、手ごろな値段で入手可能なIBMのDCAS34330Wという4.3GBのものを買いました。

今までのCドライブの内容を全部コピーして、BIOS設定をSCSIからブートにして、SCSIディスクをFDISKでアクティブにして、と。

お、SCSIディスクのアクセスランプがわからんから、TURBO LEDをSCSIアクセスランプにしよう。

OK、ちゃんとSCSIにWin95が移動したぜい。 なんかスピードが大きく変わったわけじゃないけど、音はすごい静かになったなあ。

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Aterm USB接続 後日談 (1997.9.29)

よろこびいさんで購入したAterm65ですが、どうもUSB接続の調子が悪いです。 ときどきハングアップするし、通信中はものすごい負荷がかかってるみたいで、アプリの動作がめちゃくちゃトロくなります。

しかたがないのでシリアルで接続したら、何の問題も発生しなくなりました。 むう。 USBのドライバが悪いのか、そもそもT2P4のUSBに問題があるのか(USBが載り始めた初期のボードだし)、はたまたAtermのファームウェア自体に問題があるのでしょうか?

とりあえずしかたがないのでシリアルで運用することにしました。 どうせ電話代がもったいないので、バルク128kはほとんどやらないつもりだったし...。 シクシクシク。はぁ〜あ、残念。

先日、真瀬さんからいただいた情報によると、Win95のUSBサプルメント(USBD.SYS等)のバージョンが4.03.1212だと発生する現象で、4.03.1214版だと治るようです。むう、どこから入手できるか、どなたか知っていたら教えてください。

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TAKACHIN6030 (1997.8.24)

さて、Pentium ClassicからK6にCPUを変えた後、また熱問題に苦しむようになりました。 どうやらAMD K6は消費電力がかなり高いせいか、発熱も大きいようです(その上電圧も定格以上で動かしてるし)。 おかげさんで真夏の部屋でクーラーをつけずにK6を250MHzで動作させていると、ときどき熱暴走するようになってしまいました。 今まで使っていたのはSANYO製のPentium Pro用の大型CPUクーラーなのですが、どうやら冷却能力が不足しているらしい...。

そこで、ニフティのエクステンダーフォーラムで共同購入が呼びかけられていた極大CPUクーラー、TAKACHIN 6030を入手しました。 詳細はこちらにレビューを書いておきましたが、いくつか欠点はあるものの、市販のCPUクーラーではおよびもつかない強力な冷却能力は魅力です。 今やすっかりお気に入りのアイテムと化してたりします。 すぐれモンのCPUクーラーを提供していただいた、たかちん氏に感謝します。 あ、一緒に購入した友達の公也に、立て替えてもらった金を返さないと。 なにせ商品を受け取った時、財布に700円しかなかったのよ、トホホ。

残念ながら今のところ、やっぱり262MHz(75MHz×3.5)は安定動作しませんね。 ましてや291MHz(83MHz×3.5)はBIOS画面さえ見られまへん。 むう、もう少し頑張らなイカンか...。 いや冬になればこのままでもいけるかも?

TAKACHIN6030

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NEC AtermIT65Pro DSU (1997.8.16)

ついにUSB対応の機器が出てきました。 NECのAtermシリーズの最新機種、Aterm65Proです。

近々引越しの予定があり、そこではISDN化をする計画なので、さっそく買ってみました。 それにしてもなんでまだISDNにしてないのにTAを買ってしまうかなあ〜。 我ながら、愚かナリ。

まあいいわけさせてもらえば(誰に?)、引越しでバタバタしてるときに調達するのも大変だし、TAをつなぐのに115.2Kのシリアルポートでは速度が不足するからUSBにつなげられればその方がいいし...。

今回はあまり時間がなかったのですが、何軒かまわって一番安かったので、USER'S SIDEで購入しました。

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USBポート (1997.8.16)

ASUSのマザーボード、TX-97用のUSBポートを買ってみました(私のマザーボードT2P4にはUSBポートはついていますが、そこから背面にコネクタを引っ張り出す必要があるわけです)。 せっかくUSB対応のAtermを購入したものですから、USBを使わない手はない。 Windows95も何故かOSR2を所有してますから、大丈夫なはず。 TWO-topの店員には「T2P4には使えません。T2P4用は見たことありません」と冷たく言われてしまいましたが、同じUSB、つながらないわけがない。 というわけで、さっそく実験です。

私の使っているT2P4のUSBポートは9pinですが、TX-97ではPS/2マウスなんかと一緒になっており、まとめて17pinになっています。 いろいろ試してみて、USBポートとなっていると思われる部分を接続してみました。

Windowsを立上げて、Atermの電源を入れてみると...。 おお!見事、Plug & Playが新しい機器を発見しました。 なんか結構あっけなくいきました。

せっかくこのポートにPS/2コネクタもついていたので、今まで使っていた単独のPS/2ポートをやめて、新しい方に移植しました。 ちょっとハンダ付けして...。 おお、こちらもOK!!。 う〜ん、今回はやけにスムーズにことが運んだぜ。

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5インチベイ内蔵温度計 (1997.8.16)

この間のDOS/V magazineやASCII DOS/V issueでも紹介されていた5インチベイ内蔵温度計を見つけたので買ってみました。 なんせ今の私のK6は50℃を超えると動作が不安定になるもので...。

今回購入したものは、警告温度が設定でき、その温度を超えるとブザーが鳴ったり、ファンをまわしたりできる、なかなかのすぐれものです。 温度が分かったからってどうすることもできませんが、見た目が結構イケてるじゃん(^^;)。

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APC BK Office (1997.7.18)

APC社のUPS(無停電電源)、BK Officeを購入してみました。 さすがにクーラーと電子レンジと電気炊飯器とパソコンを同時使用していると、ブレーカーが落ちるんですよね(そんなことすんなって〜の)。 いきなりすっ飛んじゃうと、プレイ中のゲームのデータなんかも消えちゃうし...。 というのは冗談にしても、ちょうどハードディスクへの書き込み中に停電になったりすると、マジメにデータが壊れかねません。

本式の無停電電源はバッテリー容量もかなりあり、RS-232Cでパソコンとバッテリー残量その他のやりとりができますが、今回購入したBK Officeは簡易型なのでそこまではできません。

いってみれば「バッテリー内蔵のテーブルタップ」という感じです。 とはいえ、サージ電流もカットしてくれますし、2〜3分はパソコンを駆動できますから、その間に「データをセーブして、アプリを終了し、安全にWindowsを終了する」ことぐらいはできますから、十分な機能があるといえます。

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AMD K6-233 (1997.7.1)

ついにMMX対応CPU、AMD K6-233を購入してしまいました。 今までのPentiumで別に不都合があったわけじゃないんですよ。 パフォーマンスが足りないということもめったにないし、MMX専用アプリケーションがそんなにあるわけじゃないし。

純粋に「物欲」ですね。 それに尽きます。

K6-233は、コア3.2V、I/O部3.3Vという変わった電圧設定でなくてはなりません。 私の使用しているASUS T2P4(rev.3.0)は、当然こんな電圧に対応していません。 しかもK6は内部3.2Vにしないと3.5倍の動作ができないのです(実は200MHz版も2.9Vを超える電圧にすれば3.5倍で動作するらしいです)。

では、どうすればいいのか? せっかく買ったK6-233MHz(66MHz×3.5)が規定クロックで動かないのか? そんなことはありません。 コア電圧を設定するジャンパ(JP20)のジャンパを外してしまうと、I/O部と同じ3.3Vがコアに供給されるようになります。 ちょっと定格電圧を超えていますが、この程度なら問題ないので大丈夫です。

もともとK6は消費電力が大きい上、定格電圧を上回っているせいか、発熱がすごいため、クロックアップがちょっとツライです。 それどころか、規定通りの233MHzじゃ熱暴走する...。 225MHzなら大丈夫なんですが。 今のところはいろいろ試している段階です。 近いうちにレポートできると思います。

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メモリ増設 (1997.5.26)

最近、秋葉原で出回り出した50nsの高速EDO RAMを購入しました。 現在のトレンドは60nsのメモリで、50nsの高速なメモリを生かせるマザーボードはあまりありません。 当然、私のマザーボードもこんな高速メモリに対応してはいません。

「じゃあ、こんなもんなんで買うたんじゃ!」という声が聞こえてきますが、答えは「おもしろいから」

まあ、理由を付けると、私の使用しているASUS T2P4では外部クロックを83MHzまであげることができます。 しかし、さすがに60nsのメモリでは83MHzに設定するとちょっとウェイトをかましてやらないと動作しなくなってしまいます。 多分、50nsであれば83MHzでもあまりウェイトをかけずに動作させることが可能となるでしょう。 いずれ実験してみるつもりですが。

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MOドライブ購入 (1997.3.29)

「消費税導入前の駆け込み需要」ってやつですか。 世間の声に躍らされて、ついついMOを買ってしまいました。 その上、230MBのにするはずが、物欲に負けて640MBドライブを買ってしまった...。

「この間までは安くても7万はしたのに、6万だったんだからいいじゃないの」と思ったらついつい。

結局私が購入したMOドライブは、富士通製の内蔵ドライブM2513Aで、128MBから640MBまでのMOメディアを読み書きできます。 当然、MOの高速読み書きに必須のダイレクトオーバーライト(OW)にも対応してます。

230MBのOWメディアが3枚付属してましたが、どうせなら640MBを付けて欲しかったなぁ。

本体に付けるのは簡単だったんですが、間抜けにも電源コネクタが足りないのを忘れていました。 とりあえずなくても動きそうなのはCPUクーラーだけだったので、そこから引っこ抜いたらCPU温度がグングン上がる(当然)。 結局、次の日に分岐コネクタを買ってきました。

それなりの速度が出ているし、結構気に入りました。 これでハードディスクが壊れても安心(オイオイ)。

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SCSIカード購入 (1997.3.22)

Tekram社のUltra WIDE対応のSCSIカード、DC390Fを購入しました。 そろそろMOかなんかが欲しくなってきたのですが、ドライブとSCSIカードを同時に購入するのはチトつらいので、とりあえずカードからかな、と。

SCSIといえばAdaptec社が有名ですが、TekramのDC390はAdaptecと同等のスペックで半値だし(いやもっと安いか)、その上噂では「クロックアップに強い」というわけで、こいつに決定です。

今は何もSCSIデバイスがつながっていない無用の長物ですが、近いうちにMOでも買うとしよう。 何故、MOを使うのにUltra WIDEのカードかって? そりゃ、そのうちハードディスクとかも買うでしょうし、やっぱ高性能なのがいいんじゃないかな、と。 ははは。病気ですね。

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IrDA実験 (1997.3.1)

会社で使用しているノートパソコンは、シャープのMebius(PC-A445H)です。 ノートパソコンは大抵赤外線通信ユニットがついていて、他のパソコンとデータのやり取りができます。

私の使用しているASUS製マザーボードにはIrDAモジュールをとりつけるソケットがあります。 秋葉原でみかけたので、ついつい購入してしまいました。 さっそくマザーボードのソケットに挿して、起動時のBIOS設定を変更して、COM2をIrDAモードにして、と...。

う、動かん...。ノートパソコンとの角度、距離を調節してもまったく通信相手が見つからん!

それから、いろいろ設定を変えてみてますが、うまくいきません。 大体、あんなに重たいMebiusを実験のために何度も家に持ってきたくない。 むむむ。もう少しヒマになったら考えよう。

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CDドライブ交換 (1997.2.13)

Creative Labsの6倍速CD-ROMドライブが絶不調になっちまいました。 CDをドライブに入れたままブートするとハングアップするし、読み込みエラーが出まくるし...。 レンズクリーニングしてもダメで、IDEケーブルを取っ替えてもイカン。 こりゃ本格的にダメだ。 まだ1年ちょっとしか使ってないのに。

しかたがないのでお金もないのに、新しいドライブに買い換えました。 だって、最近はCDがないとゲームもできないし、何かと不便だし(当然ゲームが理由)。 そろそろ16倍速モデルも出てるみたいですが、とりあえず東芝の12倍速ドライブ、XM-5702Bを購入しました。 ただ交換するだけで問題なく動いてしまった...。 つまらん。

購入したのはバルク品だったのでDOS用ドライバが付属してませんでしたが、東芝アメリカからゲットしました。

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こりずにマザーボード改造 (1997.2.3)

マザーボードを改造し、電圧を3.5V〜4.2Vまで調節できるようにしました。 でも、残念ながら188MHz以上のクロックアップはできませんでした...。 詳細は上級クロックアップT2P4のパーツレビューあたりに。


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