「物欲の記」:2011年


新年早々やっちまった… (2011.1.22)

昨年、およそ10年ぶりにケースを買い替えた私ですが、ふと思い立ってケースに付属の12cmファンを換装してみました。

磁気の反発でベアリングを浮かせて低摩擦、低騒音、長寿命を実現完全防水処理で水洗いもOKとうたっている、しかしTSUKUMOで380円というお値段で売られていた、フリーダム PFN-M0120Lという実に怪しげな12cmファンですw でも、確かに軸音は感じないですし、風量も結構あります(定格では1500rpm, 26.6dbA, 62.9CFM)。 水洗いは試してないですが、これは結構掘り出し物かもしれません。 ケースに3基とCPUクーラーの合わせて4つ購入し、ついでにケース天板の14cmファンもOmega Typhoon CFZ-140S(1200rpm, 20.3dbA, 74.14CFM)に入れ替えました。 テストしてみたところ、どちらも5Vまで電圧を下げても起動できるし、そこまで下げると静音性もなかなかですね。


と、ここで終われば何ということもなかったのですが、手間を惜しんでCPUクーラーやマザー等を取り付けたまま換装したためか、結構四苦八苦したうえ、再起動してみたらWindowsが起動しねぇ

Windows起動画面の途中で止まったままになったり、POST後にMBRを読み込む段階で止まったり、セーフモードとか起動方法の選択のメッセージが途中まで表示されて止まったり…。

BIOSのセットアップ画面は見られるし、BIOS内蔵のmemtestも問題なく完走するのでCPUやメモリは問題ないっぽい。 BIOS上ではハードディスクは認識されてるし、ファンもきちんと回ってる。 CPUクーラーは裏のバックプレートとネジ止めするタイプだし、ズレたり緩んでもいない。 だけど、やっぱりWindowsもLinuxもブート途中で止まってしまう。 とすると障害が発生したのはHDDなんだろうか。 そう考えて、HDDを外してCDのみでWinPEやKNOPPIXをブートしてみたけど、それすら途中で止まってしまう。

原因が絞りきれないけど、怪しいのは作業中にマザーボードかHDDをどうにかしちゃったかなぁ。 15年間PCイジってきて今さら恥ずかしいけど、手間を惜しんで作業しちゃってたのは油断だし、トラブルの元だったかもしれない(上で下線をひいたとこねw)。 あとは、症状が一定せず不安定な感じからすると、5年近く使っていて最近の機器の電力要求にきちんと応えられるか不安が残る電源あたりも可能性は否定できない。


今は仕事も一番の繁忙期だし、何度もアキバと往復したくはない。 という訳でマザーとHDD、電源と怪しいあたりをまとめてリプレースすることにしました。 マザーは今さらAM2+のヤツを新規購入するのも悔しいし、メモリもかなり安くなっているそうなのでAM3のマザーと安物DDR3でも調達するかな。 TSUKUMO exやらTWO TOP、ドスパラ、クレバリーあたりを適当にまわりながら、そんな感じで揃えてきました。

マザーから電源、HDDってよく考えたら、中身をごっそり入れ替えてるよなぁ。 さすがに今回はトラブルなく設置できました。 問題はむしろ、OSから何から新規でインストールし直して、バックアップしたデータから環境を復元する方だよねぇ。 日曜の夜から作業して、月曜の朝まで(待てw)作業してたけど、さすがに全部は終わらない…。 数百GB級のデータをコピーするだけで時間がめちゃくちゃかかるし。 自分はThunderbirdだから楽だけど、奥さんが使ってるLiveメールは復元が面倒だし。 今まで使ってこなかったけど、HDD全体をイメージ形式でバックアップ・復元するソフトでも試してみますかね。


作業してた感じだと、電源は交換しても何も変わらなかったので、とりあえず今回のトラブルには無関係だったっぽい。 まぁ80PLUSブロンズ認証で今までより省電力だろうし、あまり古い電源を使い続けるのも不安だったし、良しとしよう。

次にマザーを入れ替えて、古いHDDをそのまま接続してブートさせてみたらギュ、ギギギギ…って極めて怪しげな音を発してアクセスしっぱなしになったので、原因か結果かは別として問題が起きてるのは間違いなさそう。

それでも、新HDDで環境構築後、セカンダリにつないでみたらかなりのデータはサルベージできました。 あ〜ぁ、疲れた… orz
まったく新年早々、何やってんだ>自分


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