2003年12月以来、使い続けてきたデジカメ、Panasonic DMC-FX5が壊れました。 夏休みの旅行中に気づいたのですが、電源を入れていないのに勝手にオンになって起動し、すぐに画面に「SYSTEM ERROR」と表示されて電源が切れる、でまた電源が入る・・・と繰り返すのです。 何かにとり憑かれたんでしょうか。 奥さんも怖がって、「何これ?怖いよ、もうこのカメラ捨てよう?」って言い出す始末です。 この間、「新しいデジカメが欲しいんだ。子供の運動会とかで3倍ズームじゃぜんぜん足りないって言ってたけど、結構コンパクトな10倍ズーム機が出たんだ」と言っても全然取り付くしまもなく、冷たくあしらわれたのはついこの間のことなんですが。
まぁそんなことはどうでもいい話でこの好機を逃すわけには、それはさておき、旅行中なのでどうしようもありませんし、放っておくと電池がなくなるまでひたすら繰り返してしまうので、とりあえず充電した電池をカメラに挿さずに持ち歩き、撮りたいときにだけ電池を挿しつつだましだまし旅行を終えました。
で、帰ってからしばらく下調べしたりして悩みつつ、最終的に選んだのはオリンパスのμ720SWです。 高倍率ズームとか逆に広角、ISO3200の超高感度、とかいろいろ他に目移りしたのですが、最終的には3mまでの防水(水中撮影可)や防塵、耐衝撃をうたう頑丈さですね。 まぁ動画撮影が15fpsしかサポートしないとか、レンズやCCDシフトの手振れ補正がない、というかxDピクチャーカードはヤメてくれ・・・とか不満がないわけではないですが、ハウジングなしで手軽に水中撮影できて、デザインもすっきりしてますし、いいんじゃないでしょうか。
そういえば光学ファインダーがない機種は初めてですね。 最近使う機会が少なくなったとはいえ、やっぱり子供のイベント等の大事なときに電池の残りがわずか...というときに後ろの液晶を消して使うなんてこともあります。 いざというときの安心感だったんですが、今回はあまり気にしませんでした。
実際に撮影して画質がどうとかは私にはあまり分かりませんが、特段手ブレが多くなったような気はしません。 また、起動時のレンズの伸縮がないこともあって、高速かつスムーズに立ち上がってくるのは気持ちいいですね。
OLYMPUS μ720SW | Panasonic DMC-FX5 | NIKON COOLPIX 880 | OLYMPUS C-900ZOOM | |
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購入年月 | 2006.8〜 | 2003.12〜 | 2001.2〜 | 1998.12〜 |
撮像素子 | 710万画素 1/2.33インチCCD | 423万画素 1/2.5インチCCD | 334万画素 1/1.8インチCCD | 131万画素 1/2.7インチCCD |
最大記録画素数 | 3072x2304 | 2304x1728 | 2048x1536 | 1280x960 |
光学ズーム | 3倍 | 3倍 | 2.5倍 | 3倍 |
撮影感度 | ISO64〜400 (ぶれ軽減モード時1600) | ISO 50〜200 | ISO 100〜400 | ? |
動画撮影 | QuickTime Motion JPEG 640x480 15fps | QuickTime Motion JPEG 320x240 30fps | QuickTime Motion JPEG 320x240 15fps (最大40秒) | |
液晶モニター | 2.5型 11.5万画素 | 1.5型 11.4万画素、光学ファインダー | 1.8型 11万画素、光学ファインダー | 1.8型 11.4万画素、光学ファインダー |
記録メディア | 内蔵メモリ19MB + xDピクチャーカード | SDメモリーカード | TypeI コンパクトフラッシュ | スマートメディア |
備考 | 3m防水(水中撮影可)、1.5m耐衝撃 | 光学式手ブレ補正 |
ちょっと思い立って、電源を交換してみました。 今まで使っていたのは2年以上前に購入した Antec True Power 550ですが、今回はサイズの準ファンレス電源 Stealth Power SCY-SP450Aです。 特徴はご覧のとおりPCの騒音源の一つである電源内部のファンを止めることができる点です。 準ファンレスというとおり、ファンがないわけではありません。 800rpm〜1300rpmの温度による自動制御モードか、あるいは何度までは止めておくか、あるいは完全に停止させておくかを切り替えることができるようになっています。
True Powerは電源ラインの安定性が高く評価されていたものですし、2年以上経った今も特に不具合も無いのですが、ビデオカードはファンレス化してますし、ケースファンはファンコンで制御して抑え込んでますし、CPUも大型ヒートシンク+ファンコン制御ということで、電源内のファンの音が一番気になってたんですよね。 550Wから450Wに電源能力は低下してしまいますが、昔と違って内部にハードディスクや光学ドライブは一基ずつしか入れてないし、ビデオカードもハイエンドなものをSLI...なんてことはしてないので、容量にはかなり余裕があるはずですし、多分今後も大丈夫でしょう。
しっかし、思えば私の今のPCの原型って、比較的新しいものでも2、3年前に入れたものぐらいまでで、全然最近の動きについていけてませんね。 まぁ機能、パフォーマンスに不満はないし、別にいいんですけど。
さて、いざメイン環境で使用しているケース、Cooler Master ATC-201に据え付けようとしたら...、入りません。
このケースは構造上、電源を入れ替えるには天板を外して上部の穴から引っ張り出す&突っ込むしかないのですが、今回の電源SCY-SP450Aはやや長いようです。 その上、後ろに大きくヒートシンクが張り出してますしね。
まずはヒートシンクを取り外してみましたが、それでもなおわずかに足りません。 というわけで仕方が無いので、ケース側の穴をニッパとペンチで無理やり広げて突っ込みました。 こういうときアルミケースは作業が楽でいい(そういう理由でアルミなわけではない)。
というわけで、なんとか換装を終えました。 さすがに静かですね。 温度を最低の50℃からファンをまわし始めるモードにしてみると、まだ春先のこの時期ですが、数秒回転 → 30秒ほど停止 → 数秒回転、のループという感じです。 ケース側のファンがもっと回ってたり、内部の機器の消費電力をもう少し小さくできればこれでもファンレスできそうですね。 さすがにファンを完全停止する気はないし、回転開始温度は80℃まで10℃きざみで調節できますが、温度が高いほどコンデンサ等の寿命も下がりますし、あまり無理をすることもないかな。 まぁファンの回転速度は800〜1300rpmで、ノイズは最大13dbとのことですから、最大でもTrue Powerよりはかなり静かなのは確かです。
むしろ店頭で安かったんでつい買ってしまった、NECのDVDスーパーマルチドライブ、ND-4550Aが結構うるさいことの方が気になるかな。 まぁ二層書き込み対応ドライブも安くなったんだね〜、ということでなんとなく買ってみたものだし、DVDを見るのはハードディスクに吸い上げたものか、PCじゃなくDVDレコーダーを使うことがほとんどなので、気にしないことにしよう。 あるいは、Nero Drive Speedあたりで速度を落とせるかな。 今度試してみようっと。